2022年4月現在、ParentKitが利用できない状況になっています。AppStoreからも削除されており、サービス提供終了かもしれません。確認中です。
子供のスマホ保有率が格段に増えていますが、ちゃんと管理はできてますか?
最近では、親より子供の方がITの知識が高い・ITリテラシーが高いといった状況も見受けられます。私は以前ネットワーク管理業務を行なったり、IT企業で働いていた経験もあるのでこの点は人一倍気を使っていて、子供にスマホを持たせるにあたり環境整備をしっかり行いました。
周りのママ友さんたちに聞くと全く何もしていない家庭がほとんど。
ちょっと待って、それじゃ犯罪に加担してるようなもんですよ・・・
今は子供がスマホを持つのが当たり前・・・?
実際に内閣府が調査したデータを確認すると令和2年度で小学生のスマホ保有率は「自分専用のものを持っている」と回答した小学生が41.0%、中学生が 84.3%、高校生が 99.1%とのこと。
かなり高い保有率となっています。
当方、小学生の間はキッズケータイで大丈夫!!と考え、子供にスマホは持たせていませんでした。周りにスマホを持っている子もいましたが「必要ない」と言っていました。早い時期から子供にスマホを持たせることに抵抗があり、できれば高校生ぐらいまでは持たせたくない・・・と思っていましたが中学入学のタイミングでiPhoneを買い与えました。
子供にスマホを持たせる場合責任は全て親にある!!しっかり対策しなければ知らない間に犯罪に巻き込まれたり有害サイトを見てしまう可能性があります!
親のITリテラシーや知識が低い状態で子供にスマホを与えるのは本当に危険です。ということで、2回に分けて2回に分けて子供のスマホ(iPhone)対策についてまとめます。
子供にiPhoneを持たせる時に必要なこと
1.まずは親子で話し合ってルール決め!
スマホを使う前に宿題を終わらせる、試験中は利用時間を短くする などのルール決めは基本中の基本です。
子供は抵抗しますが、そこは初めにしっかりとルール決めをして、ルールを守らない場合は1週間没収する・・・など厳しい対応をするように心がけてください。
2.「iPhoneを探す」で見つけられるように設定する
キッズケータイにも付いているGPS機能。同じことができるように、子供のiPhoneがどこにあるか検索できるようにします。
このあと詳しくご紹介します。
3.時間制限と機能制限で管理する
これが最重要事項だと思います。時間制限と利用制限。
iPhoneには「ペアレンタルコントロール」という機能があり、アプリの制限などが可能・・・・
といった内容については、子供にiPhoneを持たせるなら、絶対に入れておきたい管理アプリ「ParentKit」とは で詳しくご紹介します。
iPhone「位置情報の共有」で子供の居場所を管理する
※2022年2月現在の内容です。OSアップデートなどで機能が変更になっている場合があります。
キッズケータイの利点は、GPS機能で位置情報が確認できる点と、登録した電話番号にしか電話・メールができない点でした。
iPhoneはなんでもできてしまいます。その時点で子供にとってはかなり危険度が高くなっています。※ここにまず気づいてください。
位置情報を確認できるよう設定(1)(「ファミリー共有」での設定)
「ファミリー共有」で子供の位置情報を見られるように設定します。※自分の位置情報も共有できるので必要に応じて設定してください。
- 「設定」>「[ユーザ名]」の順にタップします。
- iOS 11 の場合は「設定」>「ユーザ名」>「iCloud」
- 「位置情報を共有」をタップします。
- 「家族の名前」をタップし、その人と共有します。
位置情報を確認できるよう設定(2)(「探す」での設定)
管理者(親)のiPhoneの「探す」で子供のiPhoneを検索できるよう設定します。
初回登録時は子供のAppleIDとパスワードが必要です。子供にスマホを渡す前に確実に設定しましょう。
「探す」>「人を探す」の「+」を押して子供のAppleIDを追加します。
※子供のスマホ「位置情報をオン」にしておいてください。
これで、確認したい時に「探す」を開いて検索できます。
とにかく、親の責任です!
子供が勝手に有害サイトを見た、スマホをどこかで紛失してきた、使い続けて勉強しない、寝てくれない・・・といって困っている親御さんは非常に多いと思います。
子供にスマホを持たせたのは親の責任。管理しきれないからと、ほったらかしが一番危険です。ルール決めだけでは絶対に解決しないので、親が勉強して子供のスマホを管理できるようになる必要があります。
次回はもっと踏み込んだ「時間制限・機能制限」についてご紹介します。
スマホ買い与えたけどよくわからないから勝手に遊ばせてる〜