ダイニングテーブルとセットで購入した椅子。座面や背もたれ部分は合皮や布になっていて、長年使っていると経年劣化や日焼けでボロボロになってきます。
我が家の椅子は経年劣化ではなく、猫の爪での破れ・・・。
はじめは「買い直すか」と諦めてたけど、座面のカバーだけ交換できるのでは?と思い挑戦。最初は手間取りましたが何度もやっていくうちにコツを覚えて簡単に交換できるようになったので手順をご紹介します。
①必要なものを準備する
- 必要な長さの布や合皮生地
- タッカー
- タッカー外し
- ラジオペンチ
- プラス(マイナス)ドライバー
- (クッションを交換する場合:ウレタン生地・スポンジなど)
1.必要な長さの布や合皮生地
右の写真のような座面が布や合皮になっているものを貼り替えます。
まずは布や合皮生地を準備する為、座面のサイズ(縦(H)・横(W)・高さ(D))を測ります。
サイズ+20cm(左右+10cm)程度必要です。(※縦30cm、横30cm、高さ5cmだった場合、35cm+20cm=55cmなので縦横55cm程度の生地を準備)
2.タッカー
タッカー(ガンタッカーなど)は大きなホッチキスです。
簡単に壁や木材に大きなホチキス針を打ち付けることができます。
3.タッカー外し
ステープルリムーバーという名前がついているようです。
2のタッカーで打ち付けた針を取り除く道具です。これがないとかなり大変な作業になるので絶対に!!あった方が良いです。
4.ラジオペンチ
3.のタッカー外しでうまく取り除けなかった場合や途中で折れて残ってしまった時にラジオペンチで針を除去するのに使います。
5.ドライバー
座面を椅子から取り外す/取り付ける時に使用します。あらかじめ裏面のネジの形状を確認して準備してください。
6.貼り直す生地
合皮や布など、好きな色やデザインのものを用意します。サイズ注意してください。
7.ウレタン・スポンジなど
椅子のクッション性が悪くなっている場合や猫が中のスポンジまで破ってしまった場合は準備しておきます。「椅子貼り替えセット」なども販売されますが割高なのでウレタンやスポンジを購入して自分でカットすれば問題ありません。
色を変更できるのがDIYでの椅子カバー貼り替えのメリットです!
椅子カバーを取り外す
椅子から座面をドライバーで取り外したらまずカバーを取り外します。
不織布が貼ってある場合は不織布を先に取り外します。購入時はおそらく大量の針で止めてあるのでタッカー外しで1つずつ丁寧に外します。
不織布を取り外したら、内側の合皮(布)が止めてある針をタッカー外しで丁寧に外します。
※購入時は大量の針で止められていて外すだけで一苦労です。
全て取り外したら、新しい生地をつけていきます。※ウレタン・スポンジを交換する場合はこのタイミングで先に交換してください。
左右のバランスを見ながらタッカーで止めていきます。次回交換することを考慮して大量に針を打ち込まないほうが賢明です。
四隅の処理は少し面倒で、極力シワがつかないようにしっかり引っ張りながら少しずつ固定していきます。
少し汚いですが、こんな感じでしっかり引っ張りながらタッカーで止めています。(次回のことを考えてかなり少なく針を打ってます)
最後に不織布をのせてタッカーで固定します。
裏面なので見えません!大丈夫。
今回不織布も取り替える予定でしたが在庫なかったので諦めました。
最後にドライバーでネジ止めして完成。
ちょっとシワが残ってしまいましたが、やぶれていた椅子がきれいになりました。
まとめ
初回はとにかく針が大量に刺さっていて、1つ1時間以上かかりましたが2回目以降は1つ15〜20分程度で完了しています。今回在庫の合皮を使ったので色が変わりませんでしたが次回は黄色か緑に変更予定。
女性1人でも簡単にできて、気分も一新できるので是非お試しください。
コメントを残す